Last Update 2025.6.1
     
西鉄・路面電車1000形・マスコン(主幹制御器)天板

  西鉄・北九州線 1000形の主幹制御器/マスターコントローラの天板です。

  電車の制御器には,
  架線電流を直接運転台に引き込み接続切り替える直接式と
  小電流の信号線を運転台に引き込み接続切り替える間接式があります。
  直接式は直接制御器/ダイナミックコントローラ,
  間接式は主幹制御器/マスターコントローラが運転台に設置されます。

  路面電車には直接制御器/ダイナミックコントローラが採用されますが,
  1000形は間接式を採用,マスターコントローラが設置されました。

  1000形は1953-67年に64輌製造され,
  北九州線,福岡市内線に運用の2・3車体連接型路面電車でした。
  北九州線は2000年,福岡市内線は1975年に運用終了しました。
  運用終了の1000形の多くは,
  筑豊電鉄,広島電鉄,熊本市交通局に譲渡され活用されました。

1982.3.7 小倉駅前 砂津行き 1000形(1008)
1982.3.7 魚町 砂津行き 1000形(1014)