Last Update 2025.12.1
      

  1974年に四国旅行の途中,国鉄/宇野駅 および 高松で列車撮影をしました。

  宇野駅の広い構内では,
  167系・急行,留置中の20系・寝台特急“瀬戸”,作業中のキハユニ15を撮影しました。

  東京と宇野を結ぶ四国連絡夜行急行“瀬戸”は1972年3月に寝台特急に昇格,
  ブルートレイン20系客車が使用,1977年には2段B寝台の24系25形に変更されました。
  1988年の本四備讃線の開通により運転区間が東京-高松に変更になり
  1998年に電車化され“サンシャイン瀬戸”として運転,現在に至ります。

  キハユニ15形は,電気式気動車キハ09形(キハ44200形)を
  1957-58年に液体式・郵便荷物合造車に改造された気動車です。
  キハユニ15-14は1957年改造,1973-75年は岡山区に配置されました。

  高松では,急行“土佐”,高松琴平電鉄1020形を撮影しました。

  急行“土佐”は高松と高知を結ぶ準急列車として登場,
  1966年に急行に昇格,1974年には5往復が設定されていましたが,
  特急化が進み,1990年に廃止になりました。
  当時,高松-多度津間は予讃・土讃線のキハ58系急行が頻繁に行き通いました。

  高松琴平電鉄1020形は,名古屋鉄道3700系の譲渡車で
  1969-72年に16輌が琴平線に配置,2004年までに廃車になりました。

急行 167系      1974 宇野 〔宇野線〕
20系 ブルートレイン瀬戸      1974 宇野 〔宇野線〕
キハユニ15 14      1974 宇野 〔宇野線〕
急行“土佐”(高松-高知) キハ65形+キハ58系      1974 〔予讃本線〕
高松築港行普通 1020形(1024-1023)      1974 〔高松琴平電鉄 琴平線〕