Last Update 2026.3.1
     

  TOMYTECが2025年に発売した箱根登山電車 モハ1形・モハ2形・モハ3形の
  鉄道コレクションモデルです。
  派手な旧小田急ロマンスカー塗色が似合う旧型電車です。
  登山電車特有の発電ブレーキ用大型抵抗器を屋根に載せています。

  現在も運用されているモハ1形 104号・106号とモハ2形 108号の3輌編成,
  および,1984-97年に引退したモハ3形 114号+115号の2輌編成を再現しています。

  これらの電車は経年が長く改造を重ねたことから
  前照灯,尾灯,パンタグラフ,台車などの異なったスタイルになっています。
  特定した電車のスタイルにこだわって再現しています。

  鉄道コレクション(鉄コレ)は,TOMIXが取り上げない多種多様な車輛を
  TOMYTECが1/150のディスプレイモデルとして発売しています。
  鉄コレは非稼働ですが,別売の走行用パーツセットと専用動力ユニットにより
  Nゲージモデルにすることができます。


  小田原電気鉄道(小田急箱根の前身)が湯本-強羅間を開業した1919年に
  米国製電装品を使用した二重屋根・木造車体の登山電車チキ1形 7輌が製造され,
  その後,1927年にスイス製電装品を使用した木造車体のチキ2形 3輌,
  1935年にチキ2形 2輌,
  日本製電装品を使用した鋼製車体のチキ3形 3輌が増備されました。

  事故廃車のチキ1形 5号を除く全車は,
  1950年に鋼体化と複電圧化改造され現在のスタイルになり
  1952年にチキ1形・2形・3形は,モハ1形・2形・3形に形式変更されました。
  1990年からモハ1形は2輌固定編成化(連結面の運転台撤去)改造され
  モハ2形と連結した3輌編成の運用が始まりました。

  新型電車の投入により,1984年に113号・115号,1991年に111号・112号,
  1997年に114号が引退し,モハ3形は全廃しました。
  モハ1形は,2002年に101号・102号,2019年に103号と107号が引退し
  104号・106号の2輌になりました。
  モハ2形は,2017年に110号,2021年に109号が引退し,108号だけになりました。

  2026年現在,104+106+108 の3輌1編成が在籍しています。
  2028年1月の引退が予定されています。

  なお,モハ1形・モハ2形・モハ3形は100形と総称されています。
    モハ1形→ 101,102,103,104,106,107
    モハ2形→ 108,109,110,111,112
    モハ3形→ 113,114,115

モハ3形 114+115
モハ3形 114号 側面  パンタグラフは1983年に下枠交差形に変更
モハ3形 114+115 両運転台車
モハ3形 115号 菱形パンタグラフを装着
モハ3形 115号の屋根 屋根上には発電ブレーキ用の大容量抵抗器を装備
115号 108号
108号 108号
106号+104号 114号
114号 114号
モハ2形+モハ1形  108+106+104
モハ2形+モハ1形  108+106+104
1993年に2輌固定編成(編成側運転台を撤去)に改造 モハ1形  106+104
モハ1形  104+106
1985年にカルダン駆動方式に改造 モハ2形  108号
モハ2形 両運転台車  108号
最後の編成(モハ1形+モハ2形) 104+106+108
強羅に向かう普通 104+106+108   2025.11.23 強羅-彫刻の森〔小田急箱根 鉄道線〕
強羅出発車を待つ箱根湯本行普通 108+106+104   2025.11.23 強羅〔小田急箱根 鉄道線〕
箱根湯本に向かう普通 104+106+108   2025.11.23 強羅-彫刻の森〔小田急箱根 鉄道線〕